理解者

「お前は1番の俺の理解者だよ!」
と、屈託の無い笑顔で私に言う彼。
彼は、恋愛の相談や、彼女への思いなど・・・全てを話してくれていました。
けれど、それは私にとって「苦痛」以外の何者でもなかったんです。
私がなりたいのは
「1番の理解者」なんかじゃなく
「1番好きな人」になりたい。
そう考えていたんです。
最初は「仲良くできるなら」と1番の理解者で居る事に
努めていました。
しかし、自分の本心とは違う事をしているので、
心が軋むような感覚を持っていました。
「もう会わないほうがいいかな」
そう考えるほど私の気持ちはパンパンでした。
彼は私を友達だと思っているけれど、
私はそうじゃない。
その時点で、「違っていた」のだと気がつきました。
側にいたいけれど、会うのは止めよう!
そう考える私なのですが、いざ
「相談があってさ〜」などと言われると、つい心が揺らいでいました。
「このままじゃ何も変われない」
そう思い私は彼にハッキリいう事にしました。
「1番の理解者にはなれない。私はずっと貴方が好きだっから。だからごめん」
とある日、相談の電話がかかってきた時に
一方的に話をして一方的に切ってしまいました。
随分と身勝手な行動だったとは思いますが、
私が精一杯考えて、動いた結果ですので後悔はしていません。
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